一社労士の「芽」

会計freeeを使ってみて所感

この週末、2019年度確定申告を完了しました。会計の締め自体は1月に完了していましたが、昨年から会計システムを替えたこともあり、予期しない対応が必要となる可能性を考えて、時間を取れるこの時期の申告となりました。

新たに使うことにした会計システムはfreeeです。AIを会計システムに取り入れた先駆者ですね。業務標準化・効率化を自身の売りとしていることもあり、以前から気になっていたシステムでした。ただ、freeeが出始めの頃に、自動化ゆえのコントロールの難しさを耳にしており、どうなのかな?と二の足を踏んでいました。

実際に使ってみた感想ですが、「楽」です。自動化するために初期設定は多少必要ですが、例えばフィンテック(銀行やカード会社の情報を取り込むシステム)はとても有用です。フィンテックはTKCでも経験をしていますが、freeeは設定さえしてしまえば本当に自動取り込みですので。

初期設定の他にも、利用者のレベルに合った使い方をするためのコツも多少必要ですが、会計知識がない人にはより画期的な会計システムだと思います。
例えば、処理を総合的に自動でチェックしてくれる、その上で「統計的によく使われる勘定科目」の提案をしてくれ、最適な処理方法を確認できる、などです。

つまり、ざっくりと説明しますと、ベテラン会計担当者のノウハウをツールとして簡単に利用できる会計システムです。ただし、まったくの初心者には、ツールをツールとして利用するための使い方の指導は必要かもしれませんが。(それ故のアドバイザー制度?)

逆に、私のようにある程度のキャリアがある人にとっては、かえってうるさく感じる機能もありますが(^^;
かつてのWindowsVistaのようなものでしょうか。

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