一社労士の「芽」

会計システム改革だね!~2

「1」の続きです。
会計知識が基本的に要らないシステムfreee。この新しいツールに対して多くのいわゆるプロはどう考えるのか?

難しいところですが、プロは「分業」を体制として掲げてはいても、それが上手く機能している事務所はほとんどないです。
「職人」ですから(^^;
「自分のやり方」に対するこだわりが強いです。統一化、標準化、という言葉には拒否反応を示します。「入力の速さ」に誇りを持っていたりもします。
AIに仕事を奪われるなんていうセミナーが盛況になるほど、内心は反ITです(私は真逆ですが)。

AIは道具のひとつでしかなく、効率化するためにどう利用していくかというのが本質ですが、フィンテックで読み込んだものをチェックし必要な修正をするということが重複作業をさせられているようで無駄と感じるようです。
正解は、「正しい処理を「学習」させることで、2回目以降の自分たちの手間を省きAI自身に判断させ働かせる」です。要は、新人君を育てるのと変わりありません。ただし、非常に素直で物覚えが良い新人君ですが(笑)

人事労務freeeの方は、シンプルイズベストで使い勝手の良さという印象が強かったですが、freeeの技術者の方がおっしゃっていたように「むしろシステムに合わせていくことで標準化・効率化する」という方向性ではないプロには不向きでしょうね。

結論は「3」へ続きます。

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