一社労士の「芽」

本格的なオンライン学習も無料の時代

1月から「gacco」というオンライン講座で「データサイエンス入門」と「統計オープンデータ」を学んでいます。
受講料は基本的に無料なのですが、質は高いです。

弊事務所は、LINE連携のチャットボット運用によるWebマーケティングに注力したり、IT活用に努めていますが、どうやって有用なデータを得たら良いかがずっと課題でした。

これまでですと一般的に、データバンクから有料で情報を得る、自身が関わった案件から分析する、といった方法が主流でした。
そのためどうしても情報力は資力に左右される側面がありました。

それが今回、前述のオンライン講座を知りデータ活用に関する講座を受講することで、誰でも無料で利用できる「e-Stat」という政府統計ポータルサイトを知ることができ、活用方法を学ぶことができました。

講座内容は基礎的なものなので、大学で統計学を学んだような人には簡単すぎるかもしれません。
しかし、講師は大学教授や省庁でその分野の仕事に携わっている人で信頼できますし、取り上げられる事例も分かりやすく参考になります。

実際に活用するには、適切な項目を選ばなければならないのでセンスが必要ですが、その設定の仕方も講座での注意点の解説を参考に、ある程度の精度を確保することはできると思いました。

誰でも経済力に関係なく質の高い教育を受けられる時代になったことを実感しました。
より深く学ぶには、やはり高等教育機関へ進学しなければならないでしょうが、入り口に立つことさえ難しかったことを考えますと大きな進歩ですね。

今後、より講座種類が充実することを望みます。

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