経営企画室

経営労務自習室

2020年研究会テーマ1 「会社法」〜コンプライアンス(法令順守)、コーポレートガバナンス(企業統治)

参考資料

『知りたいことがすぐわかる 図解 会社法のしくみ』 弁護士 中島成 日本実業出版社
『経営戦略 3級(ビジネスキャリア検定試験標準テキスト)』 監修 奥村昭博 中央職業能力開発協会 編 社会保険研究所

研究の目的

会社に関するあらゆるルールをまとめた会社法の基礎を学ぶことで、経営者にコンサルティングする際の視野を広げること。

学んだこと

・会社は株主のものであるという考え方が基本だが、同時に社会の一員として倫理的な経営を求められていること。
・株主は、クリアな経営を維持する監視役として機能しなければならないこと。
・経営者(従業員を含む)は、ステークホルダーに説明責任を果たせる経営をしなければならないこと。
・ステークホルダーの役割は、建設的批判によって会社を支えること。

要旨
コンプライアンスとは

企業が経営活動を行う上で、法令や各種ルール、社会的規範などを守る必要があること。
大企業不祥事や、経済の国際化進展、を背景に強く求められるようになった。

一般人の倫理観から感覚的に理解できるもの、専門知識を必要とするもの、ケースによって法的な判断が分かれるもの、などその内容は多岐に渡る。
→ 経営者の意識、社員教育、弁護士等専門家のアドバイス、等、リーガルマインドを日常から身に付けられる環境を整備することが大切。

コンプライアンスの意義

法的リスクの回避
刑事責任、民事責任、行政処分等、を受けないようにすること。

社会信用リスクの回避
社会倫理(法を含む)に反しないようにすること。

コーポレートガバナンスとは

会社は誰のものなのか?という問いに答える考え。
大企業不祥事や、経済の国際化進展、を背景に頻繁に取り上げられるようになった。

株主主権論
・会社は株主のもの
・資本主義の基本的な考え方(所有と経営の分離)
・株主総会 →(経営委託・監査)→ 取締役

ものを言う株主
長期的な戦略が難しい面がある

従業員主権論
・会社は従業員のもの
・日本型コーポレートガバナンス
・株式の持ち合いによる安定化
・人事権を掌握する経営者

長期的な安定経営
株主総会の形骸化、経営の不透明化

コンプライアンスとコーポレートガバナンス

法令を含む社会的倫理に反せず、適切にチェック機能が働く会社とするために、どのような体制にしていくか。
ステークホルダー(利害関係者)へのアカウンタビリティ(説明責任・情報開示)は、その内容のひとつ。

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