一社労士の「芽」

生産性向上とは単なる時短のみにあらず

連休明け2日連続、社会保険労務士会連合会の実務セミナーで学びます。

今回のセミナー内容は働き方改革の実際です。1日目は労働生産性向上がテーマでした。多用な働き方の導入事例として、昨年は変形労働時間制やテレワークによる時短や休暇取得促進を学びましたが、今回は制度よりも生産性向上そのものを掘り下げたものでした。

働き方改革の主要テーマである「生産性向上」。生産性は実は様々な助成金の優遇条件にもなっており、国がどれだけ注力しているかが伺えます。

生産性。どんなイメージがありますか?

多くの人は「生産性=時短=時間外労働削減」の式を思い浮かべるでしょう。確かに視点のひとつではありますね。

私は小目的のひとつと捉えています。時短ありきですと、労働集約型の仕事に携わる人の場合、がんばればがんばる程に収入が減少していくという悲しいことになります。

スタートは「会社の方向性から導くあるべき業務や組織の姿とは?」です。つまり業務改善・標準化のことなんですよね。

本日の講師をされていた大先輩が、「5S」を説いていらっしゃいました。PDCAの切り口での5Sですね。

私の専門のひとつも業務改善・標準化ですが、あるべき姿に整えていった先に成果のひとつとしての時短があります。

「生産性向上とは単なる時短のみにあらず」です。

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