一社労士の「芽」

職場の安全衛生を守れていますか?

10月1日から、令和2年度の全国労働衛生週間が始まっています。
職場環境のチェックをされましたか?
(参考:令和2年度の全国安全週間の実施は、7月1日~7月7日)

今年のスローガンは「みなおして 職場の環境 からだの健康」です。

職場環境というと、設備を整えるなどのハード面をイメージしがちですが、その内容は多岐に渡ります。
「労働者の健康を守る」が目的なので、リスクアセスメントによる職場の危険有害性の調査・分析・対策はもちろんのこと、メンタルヘルスのようにソフト面の対策が主となるものもあります。

中小企業が悩ましいのは、労働者の心身の健康を守る体制を整備しなければならないことは理解していても、コストの問題で衛生コンサルタントなどの専門家を入れることが難しかったり、そもそも何から手を付けて良いかが分からないことです。

50人未満の事業所でも安全衛生推進者を選任しなければなりませんが、法律を読んだだけではどんな職務があるかイメージしづらいと思います。

そこで、お勧めの資料を紹介します。

厚生労働省作成の「まんがでわかる安全衛生と労災防止の基本」です。
ひととおり読んでみましたが、言葉だけより絵があるとやはりわかりやすいですね。
この教材は、外国人労働者も使えるように対応しています。(英語、中国語、ベトナム語、タガログ語(フィリピン)、クメール語(カンボジア)、インドネシア語、タイ語、ミャンマー語、ネパール語、モンゴル語)。

厚生労働省、なかなか良い仕事をしますね。

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