一社労士の「芽」

経済の肌感覚

会計業界出身でありながら、取り組みが今さらなタイミングでしたが、昨年末から投資信託を始めています。
机上の理論でなく、実際の経済の動きを感じるには、実際に有価証券取引をしてみるのが一番とはよく聞いており、関心も二十代の頃からありましたが、当時は今ほどは手軽にできなかったこともあり、ようやくチャレンジしています。

スマホの恩恵が大きいですね。アプリで取引も、保有する有価証券管理も、値動きの確認も、手元でできてしまい、100円から取引できる気軽さもあり、毎日チェックすることが習慣となりました。

基本的にはドルコスト平均法で、分散投資型、ミドルリスクミドルリターン、ある程度のリスクを取りつつ、自身の安全範囲内で利益確保を狙う運用です。
時には将来的回復を見込んで、値崩れしている投資信託を集中的に買い増ししたりもしています。

コロナ禍となってから始めたので、保有銘柄はプラスマイナスを行ったり来たり、全体的に低空飛行でしたが、夏に入ってからは顕著に日本株と日本債権だけマイナスが目立つようになりました。
反して、先進国株式、先進国債権、新興国株式、新興国債権、は安定してプラスで推移しています。

日本だけ経済も文化も停滞し、今後遅れを取っていくだろうという予測がありますが、有価証券取引にもそれが表れているということになりますね。

日本への投資が避けられている、非常に心配です。
ところが、興味深いことに、Jリート(不動産投資信託)だけ高い水準でプラスなんですね。経済が停滞している一方で一部に余剰資金があり、不動産投資に回っているのか。これも昔のバブルを想起させます。

ちなみに金はコロナ禍でも強いことが数値的に証明されています。私が保有する銘柄では50%近い評価損益です。割高銘柄なので買い増ししませんが(笑)

経済の数値的な動きという視点から自身の仕事の状況を見てみると、確かに案件は出ず、企業活動は再三の感染拡大を受けて止まりがちです。もうしばらく、業務改善のような大型案件は出づらいかもしれません。

とすると、リテールに注力ということになりますが、先んじて新しい取り組みをしているものの、ターゲットには思うように届いていないようなのが悩ましいです。

一方、日本への投資の中でも不動産投資の評価損益がプラスということは市場に資金はあるとも言え、メリットを提示できれば呼び込むことが可能でもあります。

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